Googleビジネスプロフィールのオーナーが不明だったり、知らない人がオーナー登録されているケースは実際に発生します。
今回は、Googleビジネスプロフィール(GBP)でちょっと怖いケースがあったので、備忘録として残しておきます。
結論から言うと、無事にオーナー権限は取り戻せました。
ただ、これまで対応した中でも、間違いなく一番ハードなケースでした。
同じように困ってる人の参考にもなれば…ということで、流れをまとめておきます。
まず何が起きていたか(ざっくり全体像)
相談のスタートはこういう状態でした。
- GBPのオーナーにログインできない
- どのGoogleアカウントで登録したかわからない
- パスワードリセットもできない
GBP自体はちゃんと存在していて、口コミも188件入っている状態。
これはもう「資産」なので、作り直しは極力避けたい案件です。

オーナー権限回復までの流れ(イメージ)
オーナーが不明、しかも知らないメールアドレスが出てきた
権限を確認していくと、見覚えのないメールアドレスがオーナー登録されている可能性がありました。
これは放置できないので、
お店のgoogleアカウントでオーナー権限のリクエストを実施。
Googleの仕様として、既存オーナーが一定期間応答しなければ権限が移譲されます。
今回はまずそのルートで進めました。
さらに発覚:Webサイトが海外の知らないサイトにリンクされていた
GBPに登録されているWebサイトも確認すると、
オーナー本人が全く知らない英語の海外サイトにリンクされていました。
これは明らかに正常じゃないです。
ユーザーが見ても不信感につながるし、
放置していい状態ではありません。
なので、オーナー権限の回復と並行して、Webサイトリンクの修正も進める方針にしました。
Googleサポートへ問い合わせ(文面はヒアリングして代筆)
7日待ったけど、権利の譲渡は行われなかった。
待っても解決しなかったため、Googleサポートに問い合わせ。
※サポートはメールフォームしかないです。
且つ参考になるFAQ記事が五月雨式に送られてくるので、そいつらを捌いてやっとフォームに辿り着ける構造になっています。
問い合わせ文は、状況をヒアリングしてこちらで代筆し、正式にサポート経由で対応を進めました。
本人確認が「動画」しか出ないパターン、そして…
ここからが大変でした。
一応管理パネルにはアクセスできるようになったものの、オーナー承認されていない表示が出っ放し。
Webサイトに登録してある怪しい英語サイトも変更できない状態。
オーナー登録画面にはなるのですが、承認方法が「動画」
※動画は一番難しく、めんどくさい承認方法
営業許可証を出したり、動画を出したりしても、なかなか承認されない。

↑動画認証は、店舗・設備・所在地など「指定されたもの」を撮影して提出する流れ
動画認証って、電話やはがきより難易度が段違いだな…というのが肌感です。
(あるある)頑張って出したのに承認されない

※提出しても承認されないこと、あります(つらい)
しかも認証方法はオーナー側は選べないんですよね。
Googleが指定した方法でやるしかない。
最終的にGoogle Meetでの本人確認になった
最終的には、Google Meetでビデオ通話をつなぎながら本人確認という手段になりました。
これが本当に厳格。
Google担当者からの指示が、ほぼこんな感じだった
- レジを開けてください
- ご自身の手が映るようにしてください
- はい、止まってください(スクショ撮影)
- 次に店舗のドアの鍵を開けてください
- 手元が映るようにしてください
- はい、止まってください(スクショ撮影)

※Google Meetでリアルタイム確認。止めてスクショ、止めてスクショ…の連続
ちゃんと人が確認するんですね。
おそらくほとんどの場合は電話か動画なんだろうけど、今回は乗っ取られ、再登録ということでチェックが厳格→人がやるしかない。
という流れになってるんだと思います。
大体今までのお客さんの分布は⬇︎こう
電話→80%
動画→15%
ハガキ→0%
Google Meets→5%
余談ですが、昔はハガキで承認という方法が合ったんだよ。。。
現に私の事業はハガキで登録しました。(めっちゃ時間かかる。)1週間から2週間かかった時代もあったんだけど、今はめっきりなくなりました。
(もうやってないんじゃないかな)
なんとなくですが、
●無形サービス
- コンサルティング
- 金融商品
- スピリチュアル系
などのサービスや、
●地図上に拠点が無い事業
は、動画になりがちな印象です。
Googleビジネスプロフィールは拠点がなくても登録できるんですが、正直拠点がないサービスには旨みが少ないです。
苦労して動画で承認する位なら諦めちゃうのも手な気がしますね。
地図表示できないビジネスの場合、GBPで上位表示は困難です。GBPはあればいいなというくらいの重要度です。
それよりも他の集客方法でアプローチした方がいいです。
なぜここまで厳しかったのか(Google担当者いわく)
Google担当者の説明では、厳しかった理由は主にこの2つ:
- 本人が把握していないアカウントがオーナー登録されていた
- Webサイトが海外の無関係なサイトに設定されていた
この2点が揃うと、不正登録・乗っ取り疑いとして見られやすく、確認がかなり厳格になるようです。
結果:口コミ(UGC)を残したまま、オーナー権限を回復
プロセスは大変でしたが、
- 口コミ188件はそのまま維持
- プロフィール削除なし
- 正式にオーナー権限回復
という形で解決しました。
これは本当に良かったです。
もし作り直しになっていたら、積み上げた口コミが消えるところでした。
今回の件で改めて思ったこと(備忘録)
GBPって、昔作ったアカウントのまま放置していたり、管理者が変わったりで、意外と「誰がオーナー?」が曖昧になりがちです。
意外と善意でバイト君がやってくれてて、疎遠になっちゃったケースも散見されます
そして放置していると今回のように、
- 知らないアカウントがオーナーになっている
- 知らないサイトにリンクされている
ということも、実際に起きます。
最低限、定期チェックしたいこと
- オーナー権限が誰になっているか
- 不要な管理者がいないか
- Webサイトリンクが正しいか
ここは一度確認しておくと安心です。
管理者が変わったら、権限のチェックと更新、およびGoogleアカウントのパスワード変更もお忘れなく!
今回はかなりレアケースでしたが、無事に解決できて本当に良かったです。
またこういうケースがあれば、備忘録として残していこうと思います。
このブログが誰かの役に立つと幸いです
