ChatGPTで会話を続けていると、
- 話題が広がりすぎた
- 本筋と別テーマが混ざった
- 別パターンも試したくなった
そんな場面で、
「ここから分けられないかな?」
と思ったことはありませんか?
ChatGPTには、途中から会話を分岐できる
「ブランチ機能」があります。
ただし、この機能は
完全な「スレッド分割」とは少し違います。
仕事で使うなら、その違いを理解しておくことが大切です。
ChatGPTの会話を途中で分岐させる方法
ブランチ機能は、
途中のメッセージから別ルートの会話を始める機能
です。
通常の会話は一本の流れで続きます。
A → B → C → D
ですが、ブランチを使うと、
A → B → C
↘︎ C’ → D’
のように、
Cの地点から別の方向に展開できます。
つまり、
ChatGPTの会話を途中で分けたいときに使える機能です。
ChatGPTでブランチ(分岐)する具体的なやり方
実際の操作はとてもシンプルです。
手順① 分岐させたいメッセージを探す
まず、分岐の起点にしたいメッセージを見つけます。
「ここから別テーマにしたい」
と思ったメッセージが起点になります。
会話の途中から分岐させることも可能ですし、最新の発言から分岐させることもできます。
手順② 「…(その他のアクション)」をクリック

メッセージの横にある「…」ボタン(その他のアクション)をクリックします。
手順③ 「新しいチャットに分岐します」をクリック

表示されたメニューから「新しいチャットに分岐します」を選択します。
手順④ 新しいタブが開く
すると、その地点から分岐した新しいチャットタブが作成されます。

これがブランチ機能です。
ブランチ後の見え方
分岐すると、
- 元のチャットはそのまま残る
- 分岐したチャットは別タブとして表示される
履歴一覧にも
「枝分かれ」した形で表示されます。

ブランチ機能の使い所
ブランチ機能は便利ですが、「今テーマが切り替わった」と自覚できるタイミングは自覚が無いことが多いです。
実務では、
- 気づいたら広がっていた
- 話が混ざってしまった
というケースのほうが多いです。
その場合は、下の記事
後から整理する方法(新チャット+要約)のほうが現実的です。
ブランチは、「チャットを分割する」機能というより、
に近いものです。
元の会話の文脈(コンテクスト)を引き継いだまま、
別ルートを展開します。
そのため、
- 過去の情報を活かしたまま検討できる
- 別パターンを試せる
- 思考実験がしやすい
というメリットがあります。
ブランチとスレッド分割の違い
ここが重要です。
多くの人が探しているのは、
「ChatGPTのチャットを途中で完全に分ける方法」
ですが、ブランチは完全なスレッド分割ではありません。
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| ブランチ | 文脈を引き継いで分岐 |
| 新チャット | 完全に独立したスレッド |
本当にテーマを完全に分けたい場合は、
新しいチャットを作成する方が整理しやすいです。
ブランチ機能の注意点(コンテクストとハルシネーション)
ブランチ機能は便利ですが、万能ではありません。
ブランチは元の文脈を引き継ぐため、コンテクスト(チャット)がどんどん長くなるという特徴があります。
コンテクストが長くなると、
- 解釈のズレ
- 前提の誤読
- 微妙な事実誤認
が起きやすくなります。
いわゆる「ハルシネーション(もっともらしい誤り)」の発生リスクもゼロにはできません。
これはChatGPTの仕様上、避けられない性質です。
そのため、
- 重要な結論を出す前に要点を整理する
- 必要なら一度リセットして新チャットで再定義する
という使い分けが重要になります。
実務ではいつブランチを使うべきか?
現実的には、こうなります。
✔ その場で「テーマが分かれた」と自覚できたとき
→ ブランチ機能を使う
✔ 気づいたら話が広がっていたとき
→ 後から整理して新チャットに分ける
⬇︎こっちの記事のやり方
実際には、「後から整理」のほうが多いかもしれません。
まとめ|ブランチは“知っていると便利”な機能
ChatGPTのブランチ機能は、
- 会話を途中から分岐できる
- 試行錯誤に向いている
- ただし完全な分割ではない
という性質を持っています。
ChatGPTは、止めない限り話が広がります。
だからこそ、
- 途中で分岐させる
- 後から整理する
この2つを使い分けることが、
仕事でChatGPTを使いこなすポイントになります。
