はじめに
実を言うと、私はこれまでもiPhoneやiPadを使っていたので、iOSにはある程度慣れていました。ただ、メインマシンとしては長年Windowsを使ってきたため、Macに乗り換えたときには多少の戸惑いもありました。
特に、キーボードの操作やショートカットの違いには最初は手間取りましたが、ポイントさえ押さえればスムーズに移行できます。この記事では、WindowsユーザーがMacを使い始めたときに「覚えておくと便利な操作」を、私の実体験をもとにまとめています。
✅ キーボードショートカットの違い
💡 よく使うキーの置き換え
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| コピー | Ctrl + C | ⌘(Command) + C |
| 貼り付け | Ctrl + V | ⌘ + V |
| 切り取り | Ctrl + X | ⌘ + X |
| 保存 | Ctrl + S | ⌘ + S |
| 検索 | Ctrl + F | ⌘ + F |

ポイント:WindowsのCtrlキーは、MacではCommandキー(⌘)に置き換わると覚えると楽!特にWindowsマークのキー=MacでいうCommandキーと置き換えて考えると、感覚的に対応しやすくなります。
✅ スクリーンショットの取り方(Mac)
| 操作内容 | ショートカット |
| 画面全体を撮影 | Shift + ⌘ + 3 |
| 範囲指定で撮影 | Shift + ⌘ + 4 |
| ウィンドウを撮影 | Shift + ⌘ + 4 → スペースキー |
私が使っているWin/Mac両対応のキーボードでは、Shift + Windowsキー + 5 で範囲指定スクショも可能でした。
✅ 日本語と英語の入力切り替え
- Control + スペース で日本語⇔英語を切り替えられます。
- Macに慣れると、これがかなり便利!
Google日本語入力やATOKを使っている場合は挙動が異なることがあるので注意。
✅ ファンクションキーでの文字変換も可能に
昔のMacでは、文字を入力している途中にF7でカタカナに変換、F10で英字(A-Z)に変換といった操作ができませんでした。これはWindowsでは当たり前のようにできていたので、不便に感じていた人も多いはずです。
しかし、私がMac mini M4に乗り換えたタイミングで試してみたところ、**macOSのApple日本語入力でしっかり対応していることに気づきました。**まさに地味に嬉しい改善ポイントです!
| ファンクションキー | 変換内容 |
| F6 | ひらがなに変換 |
| F7 | カタカナに変換 |
| F8 | 半角カタカナに変換 |
| F9 | 全角英字に変換 |
| F10 | 半角英字に変換 |
▼使うには設定が必要です
- 「システム設定」>「キーボード」へ進みます。
- 「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックを入れる。
または fn キーを押しながらFキーを使う方法もあります。
✅ ファイル・アプリ操作の違い
| 操作 | Windows | Mac |
| アプリ終了 | ×ボタンで終了 | ⌘ + Q(×はウィンドウだけ閉じる) |
| フォルダを削除 | Deleteキー | ⌘ + Delete |
| ファイル名変更 | F2 | Enter |
| フォルダを1つ上に | アドレスバー | ⌘ + ↑(またはサイドバー) |
✅ Finderの基本(Macのファイル管理)
- Windowsのエクスプローラーに相当
⌘ + Nで新規ウィンドウ⌘ + Shift + Gでパス指定移動⌘ + Deleteでゴミ箱に
✅ Macならではの便利機能
- Spotlight検索(⌘ + スペース):アプリ、ファイル、Web検索まで一発!
- Dock:よく使うアプリはここに登録
- Mission Control(F3):開いているウィンドウを一望
- アプリの強制終了(⌘ + Option + Esc):Windowsのタスクマネージャー的な機能
✅ よくある戸惑いポイントまとめ
| よくある悩み | 解決策 |
| Fキーが動かない | システム設定 > キーボード > 「F1、F2…を標準のファンクションキーに」オン |
| 入力切り替えが面倒 | Control + スペースで一発切替 |
| アプリが終了しない | ⌘ + Q で完全終了 |
まとめ:Macにもすぐ慣れます!
最初は戸惑っても、ポイントを押さえればMacも快適に使えます。特に、ショートカットやFinder操作、入力切り替えあたりを早めに覚えるのがおすすめです。
また、ファンクションキーによる変換(F7〜F10)も今ではMacでしっかり使えるという発見は、Windowsから乗り換えた方にとってはかなりの安心材料になります。
これからMacを使い始める方の参考になれば嬉しいです!
